外務省・新着情報

令和4年6月15日

 6月14日、午前8時30分(日本時間午後9時30分)から約1時間半、ホセ・フェルナンデス米国務次官(Mr. Jose W. Fernandez, Under Secretary of State of the United States)を議長として、カナダのトロントにて開催された「鉱物安全保障パートナーシップ(MSP)閣僚級会合」に鈴木貴子外務副大臣が出席したところ、概要は以下のとおりです。なお、会合にはオンライン参加を含めて12か国から出席がありました。

  1. 鉱物資源の安定供給は世界経済にとり不可欠であり、特に近年では脱炭素化社会の実現に向けた再生可能エネルギーの推進により、その需要が急速に拡大しております。本会合は、鉱山開発、精製・加工、リサイクル・リユースといった、一連のサプライチェーンにおいて、高い環境・社会・ガバナンス(ESG)基準を実現すべく、投資の促進を含む官民の連携を戦略的に促進することを目的としたMSPを立ち上げるため、開催されました。
  2. 鈴木副大臣からは、我が国のMSPの立ち上げへの支持を表明するとともに、鉱物資源の供給多角化に向けた我が国の取組を紹介し、鉱物資源をめぐる現下の課題解決に向け、本枠組みにおける議論と活動に積極的に貢献したい旨述べました。

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