外務省・新着情報

令和4年6月16日
  1. 6月16日、日本政府と国際原子力機関(IAEA)との間で昨年7月に署名したALPS処理水の取扱いに係る包括的な協力の枠組みに関する付託事項(TOR)に基づき、本年3月に実施されたIAEAによる東京電力福島第一原発におけるALPS処理水の取扱いに関する規制レビューの報告書がIAEAから公表されました。
  2. 本報告書では、政府の責任と役割、主要概念と安全目標、認可プロセス等の5つの技術的事項に関するIAEAのレビューについて記されています。
  3. 日本政府は、IAEAとの協力を継続することにより、今後ともALPS処理水の安全性やその取扱いに係る信頼性や透明性を確保し、国際社会の理解を醸成していく考えです。

[参考1]ALPS処理水
 ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。さらにALPS処理水は、その後十分に希釈された上で、海洋放出されることが想定されている。

[参考2]IAEAプレスリリース(英語) 別ウィンドウで開く

[参考3]報告書(英語)(PDF) 別ウィンドウで開く

    


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