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手話通訳士について

1 経緯及び概要

 手話通訳士とは、「手話通訳を行う者の知識及び技能の審査・証明事業の認定に関する省令(平成二十一年三月三十一日厚生労働省令第九十六号)に基づき、手話通訳技能について審査・証明事業を行う法人として、厚生労働大臣が認定した「社会福祉法人聴力障害者情報文化センター」が実施する手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)に合格し、手話通訳士として登録を行った者であり、手話を用いて聴覚障害者と聴覚障害を持たない者とのコミュニケーションの仲介・伝達等を図ることを業とする者をいう。

2 資格取得方法

手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)に合格し、登録することが必要である。

形態

年1回の試験〔学科試験及び実技試験〕

試験科目

  1. (1)学科試験
    • (ア)障害者福祉の基礎知識
    • (イ)聴覚障害者に関する基礎知識
    • (ウ)手話通訳のあり方
    • (エ)国語
  2. (2)実技試験
    • (ア)聞取り通訳〔音声による出題を手話で解答〕
    • (イ)読取り通訳〔手話による出題を音声で解答〕

実施機関

社会福祉法人聴力障害者情報文化センター(東京都目黒区五本木1-8-3)

試験の実施日時及び試験地

試験日、試験地については、毎年3月下旬に公表する。

3 手話通訳士の登録状況

3,922人(令和4年3月2日現在)

第33回(令和4年度)手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)について

第32回(令和3年度)試験に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、学科試験と実技試験の日程を分離し、かつ試験地を5か所に分散して実施します。尚、新型コロナウイルス感染症拡大状況によっては、第33回試験を延期もしくは中止とする場合があります。

1 試験期日

  1. (1)学科試験:令和4年7月24日(日)
  2. (2)実技試験:令和4年10月2日(日)

2 試験地 (学科試験及び実技試験とも共通)

宮城、埼玉、東京、大阪、熊本

3 試験科目

  1. (1)学科試験
    • (ア)障害者福祉の基礎知識
    • (イ)聴覚障害者に関する基礎知識
    • (ウ)手話通訳のあり方
    • (エ)国語
  2. (2)実技試験
    • (ア)聞取り通訳〔音声による出題を手話で解答〕
    • (イ)読取り通訳〔手話による出題を音声で解答〕

4 試験の方法

手話通訳士として必要な知識・技能について、学科試験及び実技試験を行う。

  1. (1)学科試験
    出題に当たっては、すべて四肢択一方式で行う。
  2. (2)実技試験
    出題に当たっては、音声による出題を手話で解答する方法(聞取り通訳試験)と、手話による出題を音声で解答する方法(読取り通訳試験)で行う。

5 受験資格

20歳(受験日の属する年度末(令和5年3月31日)までに20歳に達する者を含む)以上の者。

6 学科試験の免除

第32回(令和3年度)手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)の学科試験において、合格基準を満たしていた者については、その申請により学科試験が免除され、実技試験のみを受験することが出来る。

7 受験手続

  1. (1)受験に関する書類の受付期間、提出場所など
    受験に関する書類は、令和4年5月2日(月)~令和4年5月31日(火)〔当日消印有効〕までの間に、必ず簡易書留郵便にて社会福祉法人聴力障害者情報文化センターへ提出すること。
  2. (2)受験手数料
    22,000円(税込)

8 携帯電話などの通信機器類の使用について

不正行為などの防止の観点から、試験会場では携帯電話などの通信機器類の使用を制限している。

9 合格者の発表

  1. (1)合格発表日
    学科試験:令和4年9月2日(金)
    実技試験:令和5年1月31日(火)
  2. (2)発表方法
    受験者全員へ試験結果通知を郵送する。
    また、合格者の受験地及び受験番号を社会福祉法人聴力障害者情報文化センター、ウェブサイトに掲載する(新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、センタ―での掲示は行わない)。

10.「受験の手引」「受験申込書」の入手方法

下記の(1)~(3)の中から、いずれかの方法で請求・入手すること。

  1. (1)社会福祉法人聴力障害者情報文化センターのウェブサイトよりダウンロード
     令和4年4月8日(金)(予定)以降、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターウェブサイトにアクセスし、トップページより「試験案内・受験申込等」のページへ進み、案内に従い受験の申込みに必要な書類(「受験の手引」「受験申込書」)をダウンロードし、プリントアウトする。
  2. (2)郵便請求・入手
     以下の①②を同封した封書(表面に「受験の手引請求」と明記する)で社会福祉法人聴力障害者情報文化センターに請求する。
     ①請求者の郵便番号、住所、氏名、日中の連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレス)を明記したもの(書式指定なし)
     ②A4サイズの書類を折らずに送れる大きさの返信用封筒(角形2号または角型A4)に、返信先の住所・宛名を記載し、返信用切手140円分を貼付したもの
  3. (3)社会福祉法人聴力障害者情報文化センターの受付にて直接入手
     社会福祉法人聴力障害者情報文化センター1階ライブラリー受付で配付する。(令和4年4月8日(金)より配付開始予定。)

11 その他

  1. (1)試験の詳細については、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターが発行する「受験の手引」を参照すること。
  2. (2)試験に関することで不明な点は、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターへ問合せること。

12 試験に関する照会先

社会福祉法人聴力障害者情報文化センター 公益支援部門
東京都目黒区五本木1-8-3
〒153-0053
電話番号03-6833-5003
FAX番号03-6833-5000
Eメール slit@jyoubun-center.or.jp
ホームページ http://www.jyoubun-center.or.jp/

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