外務省・新着情報

令和4年6月24日
G7外相会合で発言を行っている林外務大臣の様子
G7外相会合にオンラインで出席している林外務大臣の様子

 6月24日、午後6時30分から約75分間、G7外相会合がハイブリッド形式で開催され、林芳正外務大臣がオンラインで出席しました。

  1. 会合においては、G7として、ロシアによるウクライナ侵略を改めて強く非難した上で、現下の食料危機への対応について、集中して議論を行いました。
  2. 今日の食料危機は、ロシアによるウクライナ侵略によって引き起こされたものであることを確認しました。ロシアは、黒海の封鎖、穀物倉庫や港湾の爆撃、ウクライナの農業インフラへの損害等により食料不足を更に悪化させており、ロシアが食料危機に責任を負っているとの認識で一致しました。また、G7として、ウクライナから黒海経由での食料輸出再開をロシアに対して求めた上で、そのための国連の取組や、陸路での穀物輸出を目指すEUの「連帯レーン」への支持を表明しました。さらに、ウクライナ及びモルドバを含む周辺国への復興・人道支援を強化していくことを確認しました。
  3. 林大臣からは、困難に直面する国々に寄り添った支援を実施していくこと、そして、収穫期を迎えるウクライナの穀物輸出を支援していくことが極めて重要である旨指摘しました。そして、グローバルな食料危機に対応するため、更なる食料支援も検討していく考えである旨発言しました。

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