外務省・新着情報
令和4年7月7日
- この協議には、有馬裕外務省総合外交政策局審議官兼サイバー政策担当大使とアンリ・ヴェルディエ欧州・外務省デジタル大使(Mr. Henri Verdier, Ambassador for Digital Affairs, Ministry of Europe and Foreign Affairs)が共同議長を務めました。日本側からは、内閣サイバーセキュリティセンター（NISC）、警察庁、総務省、外務省、経済産業省、防衛省、及びJPCERTコーディネーションセンター（JPCERT／CC）の関係者が、フランス側からは、欧州・外務省、国家情報システムセキュリティ庁、軍事省及び内務省の関係者がそれぞれ出席しました。
- 本年6月26日に行われた日仏首脳会談において、岸田文雄内閣総理大臣とエマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領は、サイバー分野を含む様々な分野において、多層的な協力を進めていくことで一致し、今回のサイバー協議も、そうした協力を強化する取組の一環として開催したものです。
- この協議では、日仏両国のサイバーセキュリティ戦略や政策、二国間及び多国間協力、5G技術、サイバーセキュリティ分野の人材育成を含む能力構築支援等について、幅広い意見交換を行いました。また、サイバーセキュリティに関する国連の議論において、国家の責任ある行動を進めるための行動計画(POA）を日仏を始め有志国で連携して推進していくことを確認しました。
- 日仏両国は、引き続き日仏サイバー協議を継続していくことを確認しました。