外務省・新着情報

令和4年7月8日
林外務大臣がルトノ・インドネシア外務大臣と握手している様子
会談を前に記念撮影に応じる、林外務大臣とルトノ外務大臣の様子
着席形式で、日・インドネシア外相会談が行われている様子

 現地時間7月8日午後7時5分(日本時間同日午後8時5分)から約15分間、G20外相会合に出席するためインドネシアを訪問中の林芳正外務大臣は、ルトノ・L・P・マルスディ・インドネシア共和国外務大臣(H.E. Ms. Retno Lestari Priansari Marsudi, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Indonesia)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、今次G20外相会合におけるルトノ大臣の議長としてのリーダーシップに敬意を表するとともに、日本としてG20バリ・サミットの成功に向けて引き続きインドネシアを支えていく旨を伝え、先方から謝意が表明されました。また、ルトノ大臣から、本日、安倍晋三元総理大臣が逝去されたとの報を聞き、大変悲痛な事件でありお悔やみ申し上げる旨の発言があり、林大臣から謝意を表明しました。
  2. 両大臣は、G20外相会合でも議論になったウクライナ情勢に関連して、世界のどこであっても力による一方的な現状変更の試みは認められないことを確認しました。
  3. 両大臣は、ミャンマー情勢について意見交換を行いました。林大臣から、死刑執行の承認やアウン・サン・スー・チー氏の刑務所への移送などの昨今の動きに懸念を表明し、インドネシアが来年議長を務めるASEANの取組を全力で後押しする旨述べ、ルトノ大臣から、ASEANの取組や今後の見通しについて説明がありました。
  4. このほか、両大臣は、インフラ開発、人材育成、防衛装備協力、海上保安等の二国間協力推進に向けた議論を行いました。

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