外務省・新着情報

令和4年7月9日

 7月8日、インドネシア共和国バリにおいて、北朝鮮に関する日米韓協議が実施されました。同協議には、船越健裕アジア大洋州局長、ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表及び金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長が出席しました。協議においては、ソン・キム特別代表及び金健本部長から、安倍元総理の銃撃事件について、大変心配している、回復されることを心から願っている旨発言がありました。また、船越局長は、7日に金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長、8日にソン・キム米国北朝鮮担当特別代表との間で、それぞれ意見交換を行いました。

  1. これらの機会を通じて、三者は、北朝鮮の核・ミサイル活動について深刻な懸念を共有した上で、北朝鮮の核・ミサイル活動への対応や最新の北朝鮮情勢について意見交換を行いました。
  2. また、三者は、6月29日に行われた日米韓首脳会談や、7月8日の日米韓外相会合も念頭に、今後の方針を綿密に摺り合わせ、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化の実現に向け、地域の抑止力強化、安保理決議の完全な履行、外交的な取組といった観点から、引き続き日米、日韓、日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。
  3. さらに、船越局長から、キム特別代表及び金本部長に対して、拉致問題について、引き続きの理解と協力を求め、支持を得ました。

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