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令和4年7月11日
起立して正面を向き、記念撮影に応じる、岸田総理とブリンケン国務長官の様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)
ブリンケン国務長官による岸田総理への表敬の様子(会談形式) 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 7月11日午前10時25分から10分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のアントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ブリンケン長官から、今般の安倍元内閣総理大臣の逝去に対し、米国国民と共に心から哀悼の意を表するとの言葉がありました。その上で、ブリンケン長官から、自らの安倍元総理大臣との接点も踏まえつつ、安倍元総理大臣は揺るぎない日米同盟の擁護者であり、また「自由で開かれたインド太平洋」という先見性あるビジョンを掲げ、米国を始め同志国との連携強化に多大な功績を残されたと述べました。
  2. これに対し、岸田総理大臣から、ブリンケン長官による急遽の訪日や、9日の日米首脳電話会談でのバイデン大統領によるお見舞いを始めとする、米側の温かい気持ちに深謝しました。その上で、岸田総理大臣から、民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行を断じて許すことはできない、現職の総理大臣として暴力に屈せず民主主義を守り抜く、そして日米同盟を大いに進化させた安倍元総理大臣の遺志を継いで、日米同盟の更なる強化に努めたいと改めて述べました。

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