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令和4年7月11日
NGO・外務省定期協議会において、発言を行っている三宅外務大臣政務官の様子

 7月11日、三宅伸吾外務大臣政務官は、令和4年度NGO・外務省定期協議会「第1回連携推進委員会」(オンライン開催)に出席しました。

  1. 三宅政務官は冒頭の挨拶の中で、NGOが「顔の見える開発協力」の担い手として、開発現場の多様な考え方やニーズをきめ細かく把握し、状況に応じて迅速且つ柔軟に対応されてきたこと等、敬意を表しました。
  2. また、三宅政務官は、ロシアによるウクライナ侵略をうけて発生した人道危機に対し、約35億円分の食料・生活物資配布、医療支援などの支援が、ジャパン・プラットフォーム(JPF)を経由して日本のNGOによって展開されている旨述べました。さらに、三宅政務官は、先般のG7サミットにおいて岸田総理から発表した世界的な食料安全保障への対応のうち、JPFを経由して日本のNGOが中東およびアフリカに対して緊急食料支援を実施していくことを5日に政府として決定したことについて述べました。
  3. さらに、三宅政務官は、8月27~28日にチュニジアでTICAD8が開催されることを紹介しつつ、アフリカ自身が主導する発展を力強く後押ししていく考えを示しました。
  4. その後、NGOにて実施された全国NPO法人調査の結果やNPO法人のテロ資金供与対策のガイダンスについての説明、また、日本NGO連携無償資金協力に関する協議が行われ、NGOと外務省との間で更に連携を強化していくことを確認しました。

[参考]NGO・外務省定期協議会
 NGOと外務省との連携強化や対話の促進を目的として、ODAの情報提供やNGOとの連携における改善策などに関して定期的に意見交換する場として設置。平成14年から全体会議に加え、2つの小委員会(ODA政策協議会、連携推進委員会)を開催。


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