外務省・新着情報
令和4年7月21日
7月24日から29日まで、ガーダ・ファトヒー・ワーリー国連薬物・犯罪事務所事務局長（Ms. Ghada Fathi Waly, Executive Director of the United Nations Office on Drugs and Crime (UNODC)）が、外務省の閣僚級招へいにより、訪日します。
- 滞在中、ワーリー事務局長は、外務省において行われる「第9回日・UNODC戦略政策対話」に参加するとともに、林芳正外務大臣をはじめとする政府関係者等と会談を行う他、早稲田大学において講演会を行う予定です。
- 我が国は、テロ、組織犯罪、腐敗、薬物問題等の課題に包括的に対処する唯一の国連機関であるUNODCの取組を重視しています。今回のワーリー事務局長の訪日により、日・UNODC間の協力関係が一層強化されることが期待されます。
（参考1）国連薬物・犯罪事務所（United Nations Office on Drugs and Crime）
1997年に「国連薬物統制計画」と「犯罪防止刑事司法計画」が統合され設立。本部はウィーン。違法薬物及び犯罪に関する調査・分析、犯罪や麻薬関連条約の締結・実施と国内法整備支援、組織犯罪・テロ対策能力向上のための技術協力を実施。
（参考2）ワーリー・UNODC事務局長
- （1）2014年－2019年 エジプト社会連帯大臣、アラブ連盟アラブ社会問題担当閣僚会議事務局長
2020年2月－ 国連薬物・犯罪事務所（UNODC）事務局長(兼国連ウィーン事務所(UNOV)長)就任 - （2）ワーリー事務局長は、UNODC事務局長として2度目の訪日。
2021年3月、第14回国連犯罪防止刑事司法会議（京都コングレス）出席のため訪日し、菅総理（当時）を表敬。