外務省・新着情報

令和4年7月24日
  1. 7月23日に発生した、ロシアによるオデーサ港への攻撃を強く非難します。
  2. まさに前日(22日)、国連、トルコ、ウクライナ及びロシアの4者の間で、黒海を通じたウクライナからの穀物輸出の再開に合意したところであり、今後、ウクライナからの穀物輸出の再開に向けて、全当事者が必要な取組を迅速に行うべき中での今回の攻撃は、国連とトルコによる仲介努力を含め、状況の改善に向けた取組を損なうものであるとともに、今次4者間合意の履行への信頼性を著しく損なわせるものです。
  3. ウクライナ産穀物の輸出が困難になっている現在の状況及びこれに起因する世界的な食料危機の悪化は、ロシアによるウクライナ侵略が根本的原因であり、ロシアが全面的な責任を負っています。ロシアが、状況の改善に向け、国連、トルコ、ウクライナ及びロシアの4者間合意の履行を含めその責任を果たすことを強く求めます。

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