外務省・新着情報

令和4年7月26日

 7月25日、国際連合事務局は、東京に本部がある国際連合大学の次期学長にチリツィ・マルワラ氏(Prof. Tshilidzi Marwala, appointed as Rector of the United Nations University)が決定したことを発表しました。我が国政府としてこの決定を歓迎します。

 国際連合大学は、日本に本部がある唯一の国連機関であり、国連システム全体のシンクタンクとして、世界が直面する重要問題の解決に資する研究等を行っています。国際連合大学の研究ネットワーク及び大学院プログラムなどの拡充に大きな功績を上げたマローン現学長の後を引き継ぎ、同氏が新学長として同大学を一層発展させることを期待しています。

(参考1)国際連合大学について

 国際連合大学は、日本に本部を置き、世界12カ国に13の研究所やプログラムを持つ国連機関。国連と国連加盟国が関心を寄せる緊急性の高い地球規模課題または地域に関係のあるテーマに重点を置いて研究している。2010年には大学院学位プログラムを開設した。

(参考2)チリツィ・マルワラ氏の略歴

 チリツィ・マルワラ氏(Prof.Tshilidzi Marwala)は、1971年生まれ(50歳)。南アフリカ人。ケンブリッジ大学にて人工知能及び工学の博士号を取得。2018年からヨハネスブルグ大学の副学長。


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