外務省・新着情報

令和4年7月27日

 7月26日、午後7時10分から約2時間、小田原潔外務副大臣は、閣僚級招へいで訪日中のガーダ・ワーリーUNODC事務局長(Ms. Ghada Waly, Executive Director of the United Nations Office on Drugs and Crime)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、小田原外務副大臣から、訪日を歓迎するとともに、ルールに基づく国際秩序が脅かされる中、テロや国際組織犯罪に対処するため、幅広い活動を担うUNODCの役割はますます重要である旨述べました。ワーリー事務局長からは、安倍晋三元内閣総理大臣の逝去に対する深い哀悼の意が示されるとともに、これまでの日本のUNODCに対する支援に謝意が述べられました。
  2. また、ワーリー事務局長から、喫緊の課題であるウクライナやアフガニスタン、そしてアフリカにおけるUNODCの取組について説明がありました。両者は、UNODCの取組が、持続可能な開発とSDGsの推進にとって重要であることを確認しました。
  3. その上で両者は、日・UNODCの協力のあり方について、幅広く意見交換しました。

[参考]国連薬物・犯罪事務所(UNODC) 
 1997年に「国連薬物統制計画」と「犯罪防止刑事司法計画」が統合され設立。本部はウィーン。違法薬物及び犯罪に関する調査・分析、犯罪や麻薬関連条約の締結・実施と国内法整備支援、組織犯罪・テロ対策能力向上のための技術協力を実施。


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