外務省・新着情報

令和4年8月2日

 現地時間8月1日午前11時37分(日本時間2日午前0時37分)から約15分間、核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議出席のため米国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ジョサイア・ヴォレンゲ・バイニマラマ・フィジー共和国首相兼外相(Hon. Rear Admiral (Retired) Josaia Voreqe Bainimarama, Prime Minister and Minister for Foreign Affairs of the Republic of Fiji)と短時間懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、安倍元総理の逝去に対するバイニマラマ首相からの弔意に感謝の意を示すとともに、「核兵器のない世界」に向け協力していきたい旨述べました。
  2. バイニマラマ首相から、コロナ禍からの経済回復に資する支援始め、これまでの日本からの様々な協力に対する謝意とともに、「自由で開かれたインド太平洋」は重要であり、これを支持する旨の発言がありました。
  3. 岸田総理大臣から、ALPS処理水の海洋放出に関し、日本は、太平洋島嶼国の懸念を真摯に受け止め、今後もIAEAを始め国際社会と協力し、内外の安全基準に従った透明な取組を進めていく旨述べました。
  4. さらに、岸田総理大臣から、太平洋諸島フォーラム(PIF)議長としてのバイニマラマ首相のリーダーシップに敬意を表すとともに、両首脳は、日フィジー関係、日PIF関係の強化のために引き続き協力していくことで一致しました。

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