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令和4年8月2日
岸田総理大臣とグテーレス国連事務総長との会談 岸田総理大臣とグテーレス国連事務総長(写真提供:内閣広報室)
岸田総理大臣とグテーレス国連事務総長との会談(写真提供:内閣広報室)

現地時間8月1日午後0時40分(日本時間8月2日午前1時40分)から約30分間、核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議出席のため米国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、アントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E.Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、本年8月6日にグテーレス国連事務総長が広島を訪問することを歓迎するとともに、NPT運用検討会議で意義ある成果を得るべく、グテーレス国連事務総長と緊密に連携していくことで一致しました。また、岸田総理大臣から、国連に1,000万ドルを拠出し、「ユース非核リーダー基金」を立ち上げる意向を伝達し、国連と協力していきたい旨述べました。
  2. グテーレス事務総長から、岸田総理のNPT運用検討会議への出席を歓迎するとともに、今までの日本の国連における貢献に鑑みて、日本が1月から再び安保理に入ることを歓迎する旨述べました。岸田総理大臣から、ウクライナ情勢に関して穀物輸出再開合意等へのグテーレス事務総長の取組を評価しつつ、そうした努力を支援するためにも、国連全体の機能強化が重要であることを述べ、両者は、緊密に協力していくことを確認しました。
  3. 両者は、8月末にチュニジアで開催されるTICAD8の重要性についても一致しました。

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