外務省・新着情報
令和4年8月8日
8月8日、午後5時10分から約20分間、林芳正外務大臣は、先方の求めに応じ、カトリーヌ・コロンナ・フランス共和国欧州・外務相（H.E. Ms. Catherine Colonna, Minister for Europe and Foreign Affairs of the French Republic）と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、コロンナ大臣から、今般の台湾をめぐる情勢について日本側の評価につき照会があり、林大臣から、今回、中国の弾道ミサイルが排他的経済水域を含む我が国近海に着弾したことは、日本の安全保障及び国民の安全に関わる重大な問題であり、強く非難する旨述べるとともに、今般の中国側の行動は、国際社会の平和と安定に深刻な影響を与えるものである旨述べました。
- これに対し、コロンナ大臣からは、日本に対する連帯と、今回の中国による一連の軍事活動についての深刻な懸念が表明されました。
- 両外相は、本件を含め、引き続き日仏間で意思疎通を継続していくことを確認しました。