外務省・新着情報

令和4年8月9日
ンゴニャマ駐日南アフリカ大使と本田大臣政務官
ンゴニャマ駐日南アフリカ大使による本田大臣政務官表敬

 8月9日、本田太郎外務大臣政務官は、ルラマ・スマッツ・ンゴニャマ駐日南アフリカ大使(H.E.Mr. Lulama Smuts NGONYAMA, Ambassador of the Republic of South Africa to Japan)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、本田大臣政務官は、今月のTICAD8を見据え、日・南アフリカ協力関係の一層の強化に向けた率直な議論を行いたい旨述べた上で、資源と技術力を有し、再生エネルギーのポテンシャルも高い南アフリカとアンモニア、水素等最先端技術を有する日本の協力の余地は大きい旨述べました。これに対し、ンゴニャマ大使から、グリーンは南アフリカの主要な戦略であり、日本企業と南ア企業との間で具体的協力が進展しつつあることを喜ばしく思う旨述べました。
  2. また、本田大臣政務官から、TICAD8では、日本とアフリカが持続可能な世界を共に創るための方途を議論し、日本がアフリカにとって「共に成長するパートナー」であることを明確にし、多くのアフリカ諸国が抱える開発金融の問題についても、国際ルール・スタンダードに基づかない不公正・不透明な開発金融によりアフリカの成長が妨げられることのないよう協力したい旨述べ、これに対しンゴニャマ大使から、開発金融は重要な問題であり、アフリカ諸国の間でも、再び植民地同然の状態にならないよう議論を進めており、TICADにおいても引き続き連携していきたい旨述べました。
  3. ンゴニャマ大使から、日本政府が、第4回野口英世アフリカ賞の医学研究分野について、サリム・S・アブドゥル・カリム博士及びカライシャ・アブドゥル・カリム博士夫妻(南アフリカ人)に授与決定したことに対する謝意が伝えられました。これに対し、本田大臣政務官から、祝意を述べました。
  4. 両者は、今後も二国間関係及び国際場裡での協力を強化していくことを確認しました。

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