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令和4年8月10日
上川陽子国際人口問題議員懇談会会長から要望書を渡された林外務大臣
国際人口問題議員懇談会所属の国会議員と懇談を行う林外務大臣の様子

 8月10日、国際人口問題議員懇談会(JPFP)の上川陽子会長(衆議院議員)、黄川田仁志事務総長(衆議院議員)及び川田龍平幹事(参議院議員)から、林芳正外務大臣に対し、人口分野に関する要望書が手交されました。

  1. 冒頭、上川会長から、アフリカを中心とした途上国が急速な人口増加、意図しない妊娠をはじめとする性と生殖に関する健康と権利(SRHR)の課題などを抱えている現状を踏まえ、日本政府の世界における人口・開発分野に対する支援を強化し、TICAD8やG7広島サミット等を通じてリーダーシップを継続的に発揮していくことを要望する旨の発言がありました。また、ウクライナ等における人道危機下の女性の健康、尊厳と命を救うために活動しているUNFPAとIPPFを通じた、性暴力の防止・被害者支援、SRHサービス提供などを含む緊急人道支援の強化について要請がありました。
  2. 林大臣からは、国際人口問題議員懇談会の精力的な活動に謝意を表明するとともに、現場での声も良く聞きながら、人口問題解決に向けた日本の貢献について引き続き真剣に検討していきたい旨述べました。

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