外務省・新着情報

令和4年8月18日

 8月18日、午後3時30分から約15分間、林芳正外務大臣は、ジャーマイア・マネレ・ソロモン諸島外務貿易大臣(Hon. Jeremiah MANELE, Minister for Foreign Affairs and External Trade of the Solomon Islands)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、本年はガダルカナルの戦いから80周年という節目の年であることに触れ、日本はソロモン諸島と戦後一貫して友好関係を築いてきており、ソロモン諸島との更なる関係強化に尽力していく旨述べました。これに対し、マネレ大臣から、ソロモン諸島に対する日本からのインフラや教育等の分野における長年の支援に心から感謝する旨発言がありました。
  2. 双方は、中国とソロモン諸島との間の安全保障協力協定について、これまでの両政府間のやり取りを踏まえ、現状について意見交換し、林大臣から、各国からの懸念を払拭することの重要性を強調しました。
  3. また、林大臣から、ALPS処理水の取扱いに関し、日本は、今後も国際原子力機関(IAEA)を始めとする国際社会の協力を得て、安全性のための国内外の基準を満たしながら、高い透明性を持って取り組んでいく旨述べました。
  4. 双方は、国際場裡における協力や日ソロモン関係の強化、拉致・核・ミサイル問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き協力していくことで一致しました。

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