外務省・新着情報

【林外務大臣】本日、関係閣僚が総理の下に参集いたしまして、関係閣僚の間でウクライナ情勢をめぐる現状認識を改めて共有するとともに、今後の政府全体としての対応ぶりについて議論を行ったところでございます。
 各閣僚から総理に報告を行う中で、私からは、来年G7議長国となる日本として、引き続きG7を始めとする国際社会と連携して厳しい対露制裁とウクライナ支援を行っていく必要があること、総理や私自身を含めて、これまで積極的にインドや東南アジア諸国等と対話を重ね、国際秩序の原則を守ること、この重要性で一致してきているところ、今後も、TICAD8や国連総会、こういった機会を捉えまして、こうした取組を積極的に行うことが重要であること、そして外務省として、ロシアやウクライナの在留邦人の方々に対する支援・保護に引き続き万全を期していくこと、こういうことを申し上げました。
 総理からは、G7と緊密に連携して対露制裁を含む外交上の対応を継続をすること、積極的なウクライナ等への支援を継続をすること、エネルギーの安定供給を確保すること、在留邦人保護に遺漏なきを期すること、今般の事態も踏まえて我が国防衛体制の確保に万全を期すことなどの指示がありました。
 外務省としては、総理の指示を受け、引き続き、高い緊張感をもって、対露制裁、ウクライナ支援、また在留邦人保護といった課題に全力で取り組んでいく考えでございます。

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