外務省・新着情報
令和4年8月30日
8月30日、午後4時から約30分間、林芳正外務大臣は、訪日中のベンジャミン・ガンツ・イスラエル副首相兼国防相（H.E. Mr. Benjamin Gantz, Deputy Prime Minister, Minister of Defense of the State of Israel）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、今年の日・イスラエル外交関係樹立70周年に言及し、ガンツ副首相の訪日を歓迎しました。ガンツ副首相からは、安倍元総理大臣の逝去に対する哀悼の意が改めて示され、林大臣から、ガンツ副首相からの弔意に対する感謝を表明しました。
- 双方は、ロシアによるウクライナ侵略を踏まえた今後の国際社会の連携の在り方等について議論しました。また、東アジア地域情勢についても意見交換を行い、引き続き連携していくことで一致しました。
- また、中東情勢につき意見交換する中で、林大臣から、「二国家解決」を支持する日本の立場を改めて伝えた上で、イスラエル・パレスチナ双方による信頼醸成措置が、地域の緊張緩和に繋がることへの期待を述べました。これに対し、ガンツ副首相からは、イラン情勢や中東和平を含め、中東地域の情勢に関するイスラエルの見方について説明がありました。