外務省・新着情報

令和4年9月1日

 9月1日、午後1時55分から約15分間、林芳正外務大臣は、カンディー・A・エリエイサー・ミクロネシア連邦外務大臣(Hon. Kandhi A. ELIEISAR, Secretary of the Department of Foreign Affairs of the Federated States of Micronesia)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、日本とミクロネシアは歴史的に深いつながりを有する友人同士であり、両国間の更なる関係強化及び「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため協力していきたい旨述べました。エリエイサー外相から、ミクロネシア政府及び国民を代表し、岸田総理、林大臣及び日本国民のミクロネシアへの友情と、二国間や太平洋島嶼国全体への多くの分野における多大な支援への謝意があり、そして、今後とも、日本が同志国と共に、地域において大きな役割を果たしてほしい旨の発言がありました。
  2. 林大臣から、日本は、「太平洋のキズナ政策」の下、引き続きミクロネシアのニーズを踏まえた支援を行っていく旨述べました。また、ALPS処理水の取扱いに関し、日本は、今後も国際原子力機関(IAEA)を始めとする国際社会の協力を得て、安全性のための国内外の基準を満たしながら、高い透明性を持って取り組んでいく旨述べました。
  3. 双方は、地域の安全保障を含む諸課題について意見交換を行い、国際場裡における協力や日・ミクロネシア関係の強化、拉致・核・ミサイル問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き協力していくことで一致しました。

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