外務省・新着情報

令和4年9月1日

 9月1日午後5時35分から約25分間、林芳正外務大臣は、ハジャ・ラビブ・ベルギー王国外務・欧州問題・対外貿易・連邦文化施設相(H.E. Ms. Hadja LAHBIB, Minister of Foreign Affairs, European Affairs and Foreign Trade and the Federal Cultural Institutions of the Kingdom of Belgium)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣からラビブ外相の就任に祝意を述べるとともに、ラビブ外相と共に二国間関係を更に高いレベルに引き上げたいと述べ、両外相は、両国の協力関係を一層強化していくことで一致しました。また、ラビブ外相から安倍元総理の逝去に対する弔意が示されました。
  2. 林大臣から、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、力による一方的な現状変更は、世界のどこであれ認められない旨述べました。また、林大臣から、TICAD8に出席し、アフリカ諸国に対して、国際秩序の根幹を守り抜くことの重要性や、アフリカ諸国に対する食料支援について丁寧に説明した旨述べるとともに、両外相は、引き続き、同志国が連携して対応していくことが必要であるとの認識で一致しました。
  3. 両外相は、東シナ海・南シナ海情勢、台湾を巡る情勢、また、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応において引き続き連携していくことを確認しました。
  4. 林大臣から、EUによる日本産食品に対する輸入規制撤廃に向けたベルギーの協力を求め、両大臣は国際場裡における様々な協力を強化することを確認しました。

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