外務省・新着情報

令和4年9月2日
起立して正面を向き、握手を交わす、岸田総理大臣とバーガー総司令官の様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)
着席し、意見交換を行う、岸田総理大臣とバーガー総司令官の様子(応接室全体の様子) 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)
着席し、意見交換を行う、岸田総理大臣とバーガー総司令官の様子(接写) 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 9月2日、午後3時10分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のデビッド・バーガー米海兵隊総司令官(海兵隊大将)(General David H. Berger, Commandant of the U.S. Marine Corps)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、バーガー総司令官の訪日を歓迎するとともに、安全保障環境が格段に厳しさを増す中、即応性の確保、抑止力の維持のための海兵隊の活動を高く評価する、防衛力強化や日米同盟の一層の強化を通じ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現、地域及び国際社会の平和と安定に取り組んでいきたい旨述べました。これに対し、バーガー総司令官から、安倍元総理の逝去に対する哀悼の意が表され、 地域の安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の抑止力の維持に向け、取組を続けていきたい旨述べました。
  2. 双方は、中国をめぐる諸課題や度重なるミサイル発射等を含む北朝鮮情勢、そして日米安保・防衛協力について意見交換を行い、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しました。
  3. また、双方は、日米同盟の抑止力を維持しつつ沖縄を始めとする地元の負担軽減を図る観点から、在日米軍再編を着実に進めることについての重要性を確認するとともに、岸田総理大臣から、日本で活動する米軍の地元への影響に配慮した安全な運用等を求めました。

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