環境省・新着情報
2022年09月05日
令和4年度バッテリー交換式EV開発及び再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業の公募の結果について
1. 環境省では、脱炭素社会構築に向けた運輸部門等の脱炭素化を実現するため「バッテリー交換式EV開発及び再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業」を実施しています。
2. 令和3年度に引き続き、本事業の公募をしたところ2件の応募があり、審査の結果、うち1件を採択することとしましたのでお知らせします。
【添付資料】
・ (別添)令和4年度バッテリー交換式EV開発及び再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業採択案件一覧(新規事業)
詳細な説明
■ 事業の概要
2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、CO2排出量の約2割を占める運輸部門においても脱炭素化の実現が必要不可欠となります。特に電動車両(EV)においては航続距離や充電時間等、充電インフラ、価格といった課題を抱えており、とりわけ、需要急増に伴う人員不足等の課題を抱える物流分野は障壁が高く、導入が困難になっています。
また、カーボンニュートラルの実現に向けては再生可能エネルギーを最大限に利活用することが求められますが、調整力となる蓄電機能が高価であることから、普及が限定的となっています。特に地域の防災施設等は非常用電源が不可欠となりますが、稼働率が低く費用対効果が悪いことが大きな課題となっています。
以上のような背景を踏まえて、本事業では、物流とエネルギーの2つのセクターをカップリングすることで上記に示す複数の課題を同時に解決し、地域の再生可能エネルギーを最大限に活用した持続可能かつ地域貢献型の脱炭素型交通・物流モデルを構築することを目的とし、用途に応じたバッテリー交換式EVの開発及び実証を募集したものです。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、CO2排出量の約2割を占める運輸部門においても脱炭素化の実現が必要不可欠となります。特に電動車両(EV)においては航続距離や充電時間等、充電インフラ、価格といった課題を抱えており、とりわけ、需要急増に伴う人員不足等の課題を抱える物流分野は障壁が高く、導入が困難になっています。
また、カーボンニュートラルの実現に向けては再生可能エネルギーを最大限に利活用することが求められますが、調整力となる蓄電機能が高価であることから、普及が限定的となっています。特に地域の防災施設等は非常用電源が不可欠となりますが、稼働率が低く費用対効果が悪いことが大きな課題となっています。
以上のような背景を踏まえて、本事業では、物流とエネルギーの2つのセクターをカップリングすることで上記に示す複数の課題を同時に解決し、地域の再生可能エネルギーを最大限に活用した持続可能かつ地域貢献型の脱炭素型交通・物流モデルを構築することを目的とし、用途に応じたバッテリー交換式EVの開発及び実証を募集したものです。
■ 審査方法
専門家で構成する外部評価委員会においてヒアリングを行った上で、次の観点等から採否について審査を実施しました。
・ 技術課題の妥当性
・ 技術的意義、政策的意義
・ 実施体制・実施計画
・ 技術の事業化・普及の見込み ほか
■ 審査の結果
公募期間:令和4年6月14日(火)~同年7月13日(木)
応募件数:2件
採択案件:1件
※ 採択した案件の概要については、「(別添)令和4年度バッテリー交換式EV開発及び再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業採択案件一覧(新規事業」を御参照ください。
※ 2次公募は行わない予定です。
以上
連絡先
環境省水・大気環境局自動車環境対策課
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8302
- 課長
- 福島 健彦 (内線 6510)
- 課長補佐
- 河田 陽平 (内線 5486)
- 課長補佐
- 立田 安礼 (内線 5485)
- 担当
- 植田 致知 (内線 6524)