外務省・新着情報

令和4年9月9日
  1. 9月9日、岸田文雄総理大臣は、英国エリザベス二世女王陛下(Her Majesty Queen Elizabeth II)が同日(英国時間8日)崩御されたことを受け、エリザベス・トラス英国首相(The Rt Hon Elizabeth Truss MP, Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)宛てに弔意書簡を発出しました。

     書簡の中で、岸田総理大臣は、同女王陛下の崩御の報に接して深い悲しみに包まれている旨述べるとともに、日本国政府及び日本国民を代表し、英国王室、英国政府及び英国民並びに英連邦の皆様に対し、哀悼の意を表しました。また、岸田総理大臣は、同女王陛下が英国王室史上最長となる70年にわたり在位された中で、世界の平和と繁栄のために極めて大きな役割を果たされたほか、1975年に自ら御訪日されるなど、同女王陛下の貢献の下、皇室・王室の伝統的な友好関係に支えられて日英関係が発展してきたことに触れつつ、同女王陛下の崩御は、国際社会にとっての大きな損失であり、英国民の皆様がこの深い悲しみを乗り越えるに当たり、日本は常に英国と共にある旨述べました。

  2. また、同日、林芳正外務大臣は、ジェームス・クレバリー外務・英連邦・開発相(The Rt Hon James Cleverly MP,Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs of the United Kingdom)宛てに弔意書簡を発出しました。

     書簡の中で、林大臣は、昨夜、同外相と電話会談を行った直後に同女王陛下の崩御の報に接し、深い悲しみの念に堪えない旨述べ、英国王室、英国政府及び英国民並びに英連邦の皆様に対し、謹んで哀悼の誠を捧げる旨述べました。また、林大臣は、同女王陛下が、我が国との間で長きにわたり強固な関係を築かれ、1975年の御訪日は日英友好関係の大きな飛躍の契機となったことに触れ、同女王陛下が日英関係の発展や国際社会の平和と繁栄に比類なき貢献をされたことに深い敬意を表しました。


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