外務省・新着情報

令和4年9月15日

 9月15日、午後5時00分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ・カタール国首長(H. H. Sheikh Tamim Bin Hamad Al-Thani, Amir of the State of Qatar)との間で電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、本年4月に続き、タミーム首長と電話会談を行うことができ喜ばしく思う旨述べた上で、安倍元総理大臣の逝去に対するタミーム首長からの弔電に対する謝意を伝達しました。これに対し、タミーム首長から、安倍元総理大臣の逝去に対して、改めて弔意が表明されました。
  2. 岸田総理大臣から、カタールは日本の重要なパートナーであり、両国の包括的パートナーシップを戦略的なレベルに引き上げ、タミーム首長との間で二国間の協力強化に取り組んでいきたい旨述べた上で、アフガニスタンからの日本関係者の出国等のための協力に対し改めて謝意を述べました。これに対し、タミーム首長から、日本との二国間関係強化への一層の期待が表明され、両首脳は、緊密に連携していくことを確認しました。
  3. また、両首脳は、エネルギー分野における協力関係を一層強化していくことを確認するとともに、カーボンニュートラルの実現に向けた取組を共同で進めていくことについても一致しました。
  4. さらに、両首脳は、日・カタール外交関係樹立50周年を契機に、両国外相間の戦略対話の枠組等を通じ、エネルギー分野のみならず、経済、防衛・安全保障、学術交流等を含む幅広い分野での協力を推進し、両国のパートナーシップを一層強化していくことで一致しました。

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