外務省・新着情報

令和4年9月15日
ビデオメッセージを述べている武井副大臣の様子

 9月15日、午後22時00分から23時30分(日本時間)にかけて、国際労働機関(ILO:International Labour Organization)によるTICAD8公式サイドイベント「ハイレベル政策対話:アフリカにおける仕事の公正な移行のための雇用と社会的保護 のグローバル・アクセレレーター」が開催され、武井俊輔外務副大臣からビデオ・メッセージを発出しました。
 武井副大臣は、TICAD8の全ての関係者に敬意を表するとともに、雇用と社会的保護を両輪で進める重要性を強調し、日本政府として、アフリカの若者の雇用機会を後押しするべく、JICAを通じた二国間支援や数々のILOの若者の雇用支援プロジェクト(モザンビーク、エチオピア、スーダン及びマダガスカル)への拠出等を行っており、これらを通じて日本の知見と経験が生かされることを期待すると述べました。また、アフリカ諸国における社会的保護のためのユニバーサル・ ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けてコミットしていくことや、本イベントを通じた知見の共有により、アフリカの更なる開発と成長の一助となることを期待する旨を述べました。

[参考]国際労働機関(ILO)
 ILOは、労働条件の改善を通じて、社会正義を基礎とする世界の恒久平和の確立に寄与すること、完全雇用、労使協調、社会保障等の推進を目的とする国際機関(本部はスイス・ジュネーブ)であり、唯一の政、労、使の三者で構成される機関。日本はILO加盟国として、政労使ともに総会や理事会等の各種会合に積極的に参加している(参照:厚生労働省ウェブページ別ウィンドウで開く)。

[参考]「ハイレベル政策対話:アフリカにおける仕事の公正な移行のための雇用と社会的保護のグローバル・アクセレレーター」ILO駐日事務所ウェブページ別ウィンドウで開く


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