外務省・新着情報

令和4年9月26日

 9月26日、午後2時45分から約10分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のマジャリワ・カシム・マジャリワ・タンザニア連合共和国首相(Hon. Mr. Majaliwa Kassim MAJALIWA, Prime Minister of the United Republic of Tanzania)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、安倍元総理の国葬儀への参列に謝意を表しつつ、我々が引き継いだ外交的な遺産を更に発展させていきたい旨述べました。これに対して、マジャリワ首相から、安倍元総理大臣の逝去に弔意が示されました。
  2. 岸田総理大臣から、両国間の経済面での協力関係を一層発展させるべく連携していく考えを伝達しました。これを受け、マジャリワ首相からは、タンザニアの開発に対する日本からの広範な分野における支援に対する高い評価と謝意が示されるとともに、両国のさらなる経済関係発展に向け引き続き緊密に連携していきたい旨の発言がありました。
  3. 双方は、ウクライナ情勢を含め国際情勢について意見交換を行い、全ての国が国際ルール・スタンダードを遵守するよう国際社会で協調して対応していくことが重要であることを確認しました。また、岸田総理大臣から、食料安全保障強化の重要性について述べ、双方は、共に協力していくことを確認しました。さらに、双方は、TICAD8のフォローアップを通じて、両国関係を深めていくことで一致しました。

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