外務省・新着情報
令和4年9月26日
握手を交わす岸田総理大臣とラタス・エストニア共和国国会議長（写真提供：内閣広報室）
岸田総理大臣とラタス・エストニア共和国国会議長との会談（写真提供：内閣広報室）9月26日、午後3時03分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列のため訪日中のユリ・ラタス・エストニア共和国国会議長（前首相）（H.E. Mr. Jüri Ratas, President of the Parliament (Former Prime Minister) of the Republic of Estonia）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、故安倍晋三国葬儀への参列に感謝を述べるとともに、安倍元総理大臣から引き継いだ外交的な遺産を発展させたい旨述べました。これに対し、ラタス議長から、安倍元総理大臣の逝去に対する心からの哀悼の意が改めて示されるとともに、安倍元総理大臣が日本の総理大臣として初めてエストニアを訪問した業績等を高く評価する旨発言がありました。
- 岸田総理大臣とラタス議長は、同議長が首相在任時に安倍元総理大臣と合意したサイバー分野やデジタル分野での協力が進んでいることを評価し、今後両国で協力を更に強化していくことで一致しました。
- また、岸田総理大臣から、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、侵略を一刻も早く止めるため、国際社会が結束して対応することが重要である旨述べました。ラタス議長からは、岸田総理大臣の発言に同意する旨述べ、両者は、ウクライナ情勢をめぐり、両国間の協力を一層強化していくことで一致しました。