外務省・新着情報

令和4年9月26日
握手する両外相

 9月26日、午後6時35分から約30分間、林芳正外務大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のA.K.アブドゥル・モメン・バングラデシュ人民共和国外務大臣(H.E. Dr. A. K. Abdul Momen, Foreign Minister of the People’s Republic of Bangladesh)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、モメン大臣の国葬儀参列に謝意を述べた上で、故安倍元総理大臣とハシナ首相が立ち上げた「包括的パートナーシップ」を引き継ぎ、更なる高みへと発展させていきたい旨述べました。これに対して、モメン大臣から、安倍元総理大臣の逝去に際し、閣議において弔意が表明され、議会で追悼動議が採択されるなど、国全体で喪に服した旨説明しつつ、心からの哀悼の意を表しました。
  2. 両大臣は、本年の日・バングラデシュ外交関係樹立50周年は両国関係を新たなステージへと引き上げる重要な機会であることを確認しました。林大臣から、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて協力を深めたい、防衛交流をはじめとする安全保障分野や投資環境改善を含む経済・貿易分野において両国関係を強化していきたい旨述べ、モメン大臣から、長年の日本からの支援に対する謝意を述べつつ、更なる二国間関係の発展に向けて、引き続き林大臣と協力していきたい旨述べました。
  3. 両大臣は、透明で公平な開発金融の重要性についての認識を共有した他、ミャンマー・ラカイン州からの避難民問題についても意見交換を行い、国際場裡においても引き続き協力していくことを確認しました。

発信元サイトへ