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令和4年9月27日
首脳会談を前に、パプアニューギニアの首相と記念撮影に応じる岸田総理大臣 日・パプアニューギニア首脳会談(写真提供:内閣広報室)
日・パプアニューギニア首脳会談が行われている様子 日・パプアニューギニア首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 9月27日、午前8時40分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のジェームス・マラぺ・パプアニューギニア独立国首相(Hon. James MARAPE, Prime Minister of the Independent State of Papua New Guinea)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、マラぺ首相の再選に祝意を示しつつ、首相としての初の訪日を歓迎しました。また、マラぺ首相の国葬儀参列及び同首相からの安倍元総理大臣の逝去に対する弔意への謝意を表明しました。
  2. 岸田総理大臣から、太平洋島嶼国地域の安定と繁栄の要であり、また、天然資源の貿易等を通じ強固な絆で結ばれたパプアニューギニアを日本は特に重視している旨述べるとともに、「太平洋のキズナ政策」の下、引き続きパプアニューギニアを力強く支援していく旨説明しました。
  3. 両首脳は、医療分野における協力、及び海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」の寄港並びにパプアニューギニア国防軍の軍楽隊・工兵隊の能力構築支援等の防衛協力の進展を歓迎しました。
  4. 両首脳は地域情勢について意見交換を行い、法の支配といった原則がしっかり尊重される必要があることで一致しました。さらに、9月25日の弾道ミサイル発射を始めとする核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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