外務省・新着情報

令和4年9月27日
ウォプケ・フックストラ・オランダ王国副首相兼外相と林芳正外務大臣
日・オランダ外相会談

 9月27日、午前10時35分から約15分間、林芳正外務大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のウォプケ・フックストラ・オランダ王国副首相兼外相(H.E. Mr. Wopke HOEKSTRA, Deputy Prime Minister, Minister of Foreign Affairs, the Kingdom of the Netherlands)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、7月のバリでの会談に続きお会いできてうれしい旨述べるとともに、故安倍元総理大臣の国葬儀参列のためにフックストラ副首相兼外相に訪日いただいたことへの謝意を表明しました。また、林大臣から、故安倍元総理大臣の逝去に対するフックストラ副首相兼外相からの弔意に対して謝意を述べたところ、フックストラ副首相兼外相からお悔やみの気持ちが述べられました。
  2. 林大臣から、日本とオランダは基本的価値を共有する戦略的パートナーであり、皇室・王室の親密な交流をはじめとして、貿易、安全保障分野など多岐にわたる協力分野を有している旨述べたところ、フックストラ副首相兼外相からは、オランダは日本との関係を重視しており、二国間関係及び国際場裡での連携を強化していきたい旨述べました。
  3. 両外相は、地域情勢について意見交換を行い、その中でウクライナ情勢について、同志国が結束して対露制裁とウクライナ支援を継続することが重要であるとの認識で一致しました。さらに、両外相は、力による一方的な現状変更の試みは認められない旨を確認するとともに、経済的威圧には国際社会が一致して反対の声を上げ、効果的に抑止していくことが重要との考えで一致しました。

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