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令和4年9月27日
会談を前に、リー首相と握手する岸田総理大臣 日・シンガポール首脳会談(写真提供:内閣広報室)
日・シンガポール首脳会談が行われている様子 日・シンガポール首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 9月27日、午前9時30分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のリー・シェンロン・シンガポール共和国首相(H.E. Mr. Lee Hsien Loong, Prime Minister of the Republic of Singapore)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、リー首相夫妻による国葬儀への参列に謝意を表明するとともに、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、シンガポールとの連携を深めていきたい旨を伝えました。これに対し、リー首相から、安倍元総理大臣の逝去に対し、改めて哀悼の意が表されるとともに、安倍元総理大臣はシンガポールの良き友人であり、力強いリーダーであった旨を述べました。
  2. また、岸田総理大臣から、デジタル分野での専門家会合の年内開催に向けた調整が進んでいることを歓迎する旨述べたほか、防衛装備品・技術移転協定の早期締結を期待する旨を述べました。これに対し、リー首相からは、各分野での協力を引き続き強化していきたい旨述べました。
  3. さらに、両首脳は、東シナ海・南シナ海情勢、経済的威圧、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等についても意見交換を行い、こうした諸課題について連携していくことで一致しました。

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