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令和4年9月27日
会談を前に、モディ首相と握手する岸田総理大臣 日印首脳会談(写真提供:内閣広報室)
日印首脳会談が行われている様子 日印首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 9月27日、午前11時40分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のナレンドラ・モディ・インド首相(H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of India)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、故安倍晋三国葬儀への参列のための訪日に謝意を表した上で、安倍元総理大臣の外交的な業績を更に発展させ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、モディ首相と引き続き連携していきたい旨述べました。モディ首相からは、安倍元総理の下で日印関係は新たな次元に入った、安倍元総理にインド人は温かい印象を有していたとして、安倍元総理大臣の逝去に対し、心からの哀悼の意が示されました。
  2. 岸田総理大臣から、日印国交樹立70周年の本年から、日印がそれぞれG7、G20の議長国を務める来年にかけては、「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を更に強化する絶好の機会である旨述べました。両首脳は様々な分野において協力を推進していくことを確認しました。
  3. 両首脳は、ウクライナ情勢を含む地域情勢について意見交換を行い、紛争の平和的解決の重要性や、透明で公正な開発金融の重要性についての認識を改めて共有するとともに、日印両国がそれぞれ議長を務める来年のG7やG20も念頭に、引き続き連携していくことを確認しました。

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