外務省・新着情報
令和4年9月28日
9月28日、午前9時15分から約20分間、林芳正外務大臣は、モルディブ大統領特使として故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のアブドッラ・シャーヒド・モルディブ共和国外務大臣（H.E. Mr. Abdulla SHAHID, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Maldives）と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、シャーヒド大臣から、故安倍元総理大臣の逝去に対する弔意と、二国間関係の強化を含む安倍元総理大臣の国際社会における功績への敬意が表明されました。これに対し、林大臣から、シャーヒド大臣からの度重なる弔意に対する謝意を表明しました。
- 両大臣は、法の支配や航行の自由等の基本的価値を共有する両国として、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて一層緊密に協力することで一致しました。
- 林大臣から、国連総会議長としてのシャーヒド大臣の功績に改めて敬意を表明し、今後も安全保障理事会改革を含む国連全体の機能強化に向けてシャーヒド大臣と連携していきたい旨発言しました。これを受け、シャーヒド大臣からも、林大臣と連携していきたい旨の発言がありました。
- 両大臣は、このほか、ウクライナや北朝鮮をはじめとする地域情勢や、国際場裡における協力について意見交換を行い、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等、様々な分野において引き続き緊密に連携していくことを確認しました。