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令和4年9月28日
会談を前に、マレーロ首相と握手する岸田総理大臣 日・キューバ首脳会談(写真提供:内閣広報室)
日・キューバ首脳会談が行われている様子 日・キューバ首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 9月28日、午後1時10分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列のため訪日中のマヌエル・マレーロ・クルス・キューバ共和国首相(H.E.Mr. Manuel MARRERO CRUZ, Prime Minister of the Republic of Cuba)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、マレーロ首相にとって初めてとなる訪日を歓迎し、国葬儀への参列に謝意を表するとともに、日本とキューバ共和国の400年以上にわたる友好的な二国間関係に触れつつ、安倍元総理大臣から引き継いだ外交的な遺産をしっかり発展させていきたいと述べました。これに対して、マレーロ首相から、現職総理大臣として初めてキューバを訪問した安倍元総理により、二国間関係が新たな高みに引き上げられた、訃報を聞いてキューバはすぐに喪に服したが、キューバ国民を代表して改めて弔意を表する、現職外務大臣として初めて同国を訪問した岸田総理の下で日・キューバ関係の強化を図っていきたいと述べました。  
  2. 両首脳は、国際場裡における取組や地域情勢についても議論し、岸田総理大臣から、ロシアによるウクライナ侵略行為を一日も早く終わらせるべく、国際社会で協調した対応が重要である旨述べました。これに対して、マレーロ首相からは、引き続き日本と協力を深めていきたい旨述べました。

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