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令和4年9月28日
会談を前に、クルティ首相と握手する岸田総理大臣 日・コソボ首脳会談(写真提供:内閣広報室)
日・コソボ首脳会談が行われている様子 日・コソボ首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 9月28日、午後4時35分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のアルビン・クルティ・コソボ共和国首相(H.E. Mr. Albin KURTI, Prime Minister of the Republic of Kosovo)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、クルティ首相からの故安倍元総理大臣の逝去に対する弔意に謝意を表明するとともに、安倍元総理大臣による2018年の「西バルカン協力イニシアティブ」表明以降、在コソボ日本大使館の開設等を経て、日・コソボ関係が近年着実に発展していることを歓迎する旨述べました。また、コソボが西バルカン地域の平和と安定のために建設的役割を果たすことへの期待を表明しました。これを受け、クルティ首相からは、故安倍元総理大臣はコソボの友人である旨の発言があり、同元総理の両国関係促進への貢献、並びにこれまでの日本からの支援に対する謝意が示されると同時に、更なる二国間協力の強化に向けた期待が表明されました。
  2. 両首脳は、2024年の外交関係樹立15周年や2025年の大阪・関西万博等を見据え、安倍元総理大臣から引き継いだ外交的な遺産を更に発展させ両国間の交流を更に拡大していくことで一致しました。
  3. 両首脳はウクライナ情勢について意見交換を行い、日本とコソボは民主主義や法の支配といった基本的価値を共有するパートナーであり、そうした同志国間の結束が重要である旨確認しました。

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