外務省・新着情報

令和4年9月29日
日・バーレーン外相会談

 9月29日、午後3時05分から約20分間、林芳正外務大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のアブドゥルラティーフ・ビン・ラーシド・アル・ザヤーニ・バーレーン王国外務大臣(H.E. Dr. Abdullatif bin Rashid Al Zayani, Minister of Foreign Affairs of the kingdom of Bahrain)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、故安倍元総理大臣の国葬儀への参列のために訪日いただいたことに対して謝辞を述べました。ザヤーニ外相は、安倍元総理大臣の逝去に対し、心からの哀悼の意を示し、安倍元総理は偉大なリーダーであり、大きな外交的遺産を残した旨述べました。
  2. また、ザヤーニ外相は、本年、日・バーレーン両国が外交関係樹立50周年を迎えることを嬉しく思う旨述べました。林大臣から、本年6月に署名した日・バーレーン投資協定等を踏まえ、経済やビジネス分野でも両国の関係がより一層緊密化することを期待する旨述べ、ザヤーニ外相と一致しました。
  3. 双方は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて我が国により一時停止されていた査証免除措置の来たる再開に留意し、バーレーンの外交・公用旅券所持者に対する査証免除措置を早期に導入することを確認しました。
  4. さらに、両外相はウクライナ情勢について意見交換を行い、一日も早くロシアがウクライナ侵略を止めるよう国際社会で協調することが重要であり、引き続き、緊密に連携していくことを確認しました。また、安全保障理事会を含む国連改革の必要性についても一致しました。

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