外務省・新着情報

令和4年9月29日
林外務大臣とサファーエフ・ウズベキスタン共和国上院第一副議長との会談
林外務大臣とサファーエフ・ウズベキスタン共和国上院第一副議長との会談2

 9月29日、午後3時35分から約20分間、林芳正外務大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のサディク・サファーエフ・ウズベキスタン共和国上院第一副議長(Mr. Sadik SAFOEV, First Deputy Chairman of the Senate of the Oliy Majlis (Parliament) of the Republic of Uzbekistan)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、故安倍晋三国葬儀に参列のため訪日いただいたことへの謝意を表明するとともに、両国が安倍元総理大臣から引き継いだ外交的な遺産を更に発展させたいと述べました。サファーエフ第一副議長は、安倍元総理大臣の逝去に対し、心から哀悼の意を表し、本年4月の林大臣のウズベキスタン訪問によって両国の戦略的パートナーシップが強化されたと指摘しました。
  2. また、林大臣から、両国間では教育を始め環境、医療、地方交流、観光など幅広い分野の官民関係者が相次いで往来しており、外交関係樹立30周年の節目に戦略的パートナーシップが更に深化していることを歓迎する旨述べました。これに対し、サファーエフ第一副議長から、独立以降長年にわたる経済や教育、人材育成に係る支援に感謝する、議会間交流も含めて引き続き幅広い分野で日本との協力を発展させたい旨述べました。
  3. 林大臣は、ウズベキスタンは法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けたパートナーである旨述べ、双方は、「中央アジア+日本」対話の枠組においても協力していくことを確認しました。
  4. 林大臣は、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがすものであり、侵略行為を一日も早く終わらせるべく、国際社会の結束した対応が重要である旨述べました。双方は、ウクライナや東アジア情勢を含む国際的な課題に関し、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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