外務省・新着情報
令和4年9月29日
9月29日、午後3時より約25分間、武井俊輔外務副大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列のため訪日中のミゲル・アントニオ・ヌニェス・ドミニカ共和国外務省官房長（Mr. Miguel Antonio Núñez Herrera, Chief of Cabinet of the Dominican Republic）による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、武井外務副大臣から、ヌニェス官房長の国葬儀参列のための訪日に謝意を表するとともに、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有するドミニカ共和国との長年にわたる友好的な二国間関係に触れつつ、現下の厳しい国際情勢の下、日本とドミニカ共和国の友好協力関係を一層発展させていきたい旨述べました。さらに、武井外務副大臣は、日本からの支援について説明するとともに、日本人移住者に対する引き続きの支援をお願いする旨述べました。
- これに対しヌニェス官房長から、安倍元総理大臣の逝去に対し、心から哀悼の意を表する旨述べるとともに、ドミニカ共和国は、価値観を共有する日本との関係を重視しており、人的交流を含め両国の関係を一層強化したい旨述べました。さらに、ヌニェス官房長は、日本からの支援に感謝するとともに、日本人移住者の活躍を高く評価しており、日系人社会に引き続き配慮していきたい旨述べました。
- 両者はまた、安保理改革を含む国際情勢や、国際場裡における協力について意見交換し、今後も両国関係を発展させていくことで一致しました。