ホンジュラス共和国における長期の降雨被害に対する緊急援助

　10月3日、我が国政府は、ホンジュラスにおける熱帯暴風雨による長期の降雨被害に対し、同国政府からの要請を受け、国際協力機構(JICA)を通じ、緊急援助物資(テント、毛布、ポリタンク及び浄水器)を供与することを決定しました。

　我が国としては、人道的観点及びホンジュラスとの友好関係に鑑み、上記被害を受けた方々を支援すべく緊急援助を行うこととしたものです。

［参考］
　ホンジュラスでは、9月に入り、カリブ海側・太平洋側の双方で発生した熱帯暴風雨の影響により前線が活発化し、降雨の長期化につながり、死傷者を含む多数の被災者と甚大な物的被害が生じた。ホンジュラス政府によると、被害は、死者12人、避難者約1万6千人、被災者6万7千人以上に上っており、今後も更なる拡大が見込まれている（9月28日時点）。