外務省・新着情報

令和4年10月3日
正面を向き、握手を交わす、岸田総理大臣とアクイリノ司令官の様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)
着席し、意見交換を行う、岸田総理大臣とアクイリノ司令官の様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 10月3日、午後6時10分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のジョン・アクイリノ米インド太平洋軍司令官(Admiral John C. Aquilino, Commander, U.S. Indo-Pacific Command)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、アクイリノ司令官の訪日を歓迎するとともに、安全保障環境が格段に厳しさを増す中、地域の平和・安定に極めて重要な役割を担っているインド太平洋軍・在日米軍の活動に感謝する、我が国自身の防衛力の抜本的強化や、日米同盟の一層の強化、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組を通じ、地域及び国際社会の平和と安定に取り組んでいきたい旨述べました。
  2. アクイリノ司令官からは、安倍元総理大臣の逝去に対する哀悼の意が表され、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、取組を続けていきたい旨の発言がありました。
  3. 双方は、中国をめぐる諸課題や度重なるミサイル発射等を含む北朝鮮情勢、そして日米安保・防衛協力について意見交換を行い、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しました。
  4. また、双方は、日米同盟の抑止力を維持しつつ沖縄を始めとする地元の負担軽減を図る観点から、在日米軍再編を着実に進めることについての重要性を確認するとともに、岸田総理大臣から、日本で活動する米軍の地元への影響に配慮した安全な運用等を求めました。

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