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令和4年10月4日
表敬を前に、記念撮影を行う林外務大臣とアンダーセン国連環境計画(UNEP)事務局長
林外務大臣が、アンダーセン国連環境計画(UNEP)事務局長の表敬を受けている様子

 10月4日、午前10時00分から約15分間、林芳正外務大臣は、訪日中のインガー・アンダーセン国連環境計画事務局長(Ms. Inger Andersen, Executive Director, United Nations Environment Programme)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、アンダーセン事務局長の来訪を歓迎するとともに、UNEPの設立50周年及びUNEP国際環境技術センター(IETC)の設立30周年に祝意を伝え、UNEPが地球環境問題を専門的に扱う唯一の国連機関として、気候変動、生物多様性の損失及び化学物質・汚染という3つの危機を中心に幅広く取り組んできたことを高く評価している旨述べました。
  2. これに対し、アンダーセン事務局長は、我が国との協力関係に対する謝意を述べ、地球規模課題の解決に向けたUNEP及びIETCの取組について説明がありました。
  3. また、林大臣から、本年11月に開始予定のプラスチック汚染に関する条約交渉について、環境問題の解決のための重要なパートナーであるUNEP及びIETCと連携して取り組んでいきたい旨述べ、これに対し、アンダーセン事務局長は日本との連携を更に強化していきたい旨述べました。
  4. 今回の訪日中、アンダーセン事務局長はIETC設立30周年記念イベントへも参加されました。
(参考)国連環境計画(United Nation Environmental Programme:UNEP

 1972年6月の国連人間環境会議で採択された「人間環境宣言」及び「環境国際行動計画」を実施する機関として設立(本部:ナイロビ)。国連において環境分野を専門的に扱う唯一の国連機関。


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