外務省・新着情報

令和4年10月4日

 10月4日、午後10時45分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ジョセフ・バイデン米国大統領(The Honorable Joseph R. Biden, Jr., President of the United States of America)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。 

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ハリケーン「イアン」の被害へのお見舞いを述べました。これに対し、バイデン大統領から、温かい言葉に感謝するとの発言がありました。
  2. 両首脳は、先週の1週間で4回という例を見ない頻度での発射に続き、今回北朝鮮がおよそ5年ぶりに我が国上空を通過する弾道ミサイル発射を行ったことは、我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威かつ、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとして、強く非難しました。その上で、両首脳は、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、安保理における更なる対応等について、引き続き日米、日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。また、岸田総理大臣から、拉致問題の解決に向けた米国の引き続きの理解と協力を求め、バイデン大統領から、全面的な支持を得ました。
  3. 岸田総理大臣は、我が国の防衛力の抜本的強化に取り組む決意を改めて示し、両首脳は、日米同盟の抑止力・対処力を強化していくこと、日米韓協力を含む関連の取組を促進していくことを確認しました。
  4. 両首脳は、我が国、そして地域の平和と安定を守り抜くため、引き続き緊密に連携・協力していくことで一致しました。

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