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令和4年10月12日
記念撮影を行う林外務大臣と、UNHCR駐日代表及び駐日ウクライナ大使、及び周辺5か国の駐日大使
林外務大臣が、UNHCR駐日代表及び駐日ウクライナ大使、及び周辺5か国の駐日大使と懇談している様子

 10月12日、午前11時から約25分間、林芳正外務大臣は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表及び駐日ウクライナ大使、及び周辺5か国(ハンガリー、スロバキア共和国、ポーランド共和国、ルーマニア、モルドバ共和国)の大使による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、カレン・ファルカスUNHCR駐日代表(Ms.Karen Farkas, Representative of UNHCR in Japan)、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使(H. E. Mr. Sergiy KORSUNSKY, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of Ukraine)、周辺5か国の各大使から、これまでの日本のウクライナ避難民に対する人道支援への謝意が表明されるとともに、引き続き、日本と、UNHCRをはじめとする国際機関、ウクライナ、周辺各国で緊密に連携していきたいとの発言がありました。
  2. これに対し、林大臣から、4月の自らのポーランド訪問の際の経験に触れつつ、ロシアによる侵略が始まってから半年以上が経過した今なお、多数のウクライナ避難民が終わりの見えない困難な避難生活を送っており、保護・支援活動を継続的に行ってきたUNHCR関係者、周辺各国の関係者に心からの敬意を表したいと述べました。また、国際法違反であるロシアによる侵略、特に、いわゆる「住民投票」及び「編入」と称する行為や民間人や民間施設の攻撃は断じて認められないとした上で、日本としてもUNHCRを始めとする国際機関や、ウクライナ及び周辺各国とも緊密に協力して、ウクライナの人々に対する支援を続けていきたいと述べました。

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