外務省・新着情報

令和4年10月13日
正面を向き、握手を交わす、岸田総理大臣とジョリー大臣の様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)
着席し、意見交換を行う、岸田総理大臣とジョリー大臣の様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 10月13日、午前10時10分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、外務省賓客として訪日中のメラニー・ジョリー・カナダ外務大臣(The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ジョリー大臣の初の訪日に歓迎の意を表した上で、日本とカナダは、共にG7のメンバーとして、自由、人権、法の支配といった普遍的価値を共有するインド太平洋地域の重要なパートナーであり、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向け連携していきたい旨述べました。
  2. 両者は、ロシアによるウクライナ侵略をめぐる情勢、北朝鮮、中国等の地域情勢についても意見交換を行い、力による一方的な現状変更はいかなる地域でも決して受け入れられず、自由で開かれた国際秩序を擁護すべく、引き続き日加で連携していくことを確認しました。この観点から、岸田総理大臣は、今般、ジョリー大臣が林芳正外務大臣と共にFOIPに資する日加アクションプランを発出したことを歓迎する旨述べました。
  3. 両者は、TPP11についても議論し、同協定のハイスタンダードを維持する重要性について確認しつつ、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
  4. ジョリー大臣から核軍縮分野における岸田総理大臣のリーダーシップに敬意を表する旨述べ、両者は、核軍縮分野においても、協力を深化させていくことを確認しました。
  5. 両者は、来年のG7広島サミットの成功に向け、各分野において引き続き日加間で緊密に連携していくことで一致しました。

発信元サイトへ