日印産業競争力パートナーシップの下で第4回物流ワーキンググループが開催されました

1．会合の概要

2022年10月17日、経済産業省とインド商工省産業国内取引促進局が立ち上げた日印産業競争力パートナーシップの下、経済産業省千代光一通商政策局通商交渉官及びインド商工省産業国内取引促進局 S.K.アヒルワル物流担当局長率いるインド政府物流訪日団（商工省・道路交通省・船舶省・中央倉庫公社・インドコンテナ公社）は、我が国の経産省・国土交通省、インド日本商工会等との総勢約40名で第4回物流ワーキンググループを開催しました。

千代通商交渉官とアヒルワル局長は、インドの物流の改善を通じたインドの産業競争力強化の議論を行い、日本からは、「総合物流政策大綱」や「フィジカルインターネット・ロードマップ」、コンテナ不足問題対応に関する政策知見、日印物流協力の現状を共有しました。また、インド日本商工会等インドに進出する日本の民間セクターからは、物流課題の改善に係る期待が表明されました。
インド政府訪日団からは、新たにモディ首相が発表した国家インフラ計画「PM Gati shakti（ガティシャクティ）」や「国家物流政策」の下での物流・インフラ強化の取組及び日本企業の投資機会についての説明が行われ、両者は今後のインドにおける物流分野における協力強化の意向を確認しました。

参考

総合物流政策大綱
フィジカルインターネット・ロードマップ（概要）
フィジカルインターネット・ロードマップ

2．日印産業競争力パートナーシップについて

2019年12月に梶山経済産業大臣とゴヤル商工大臣が立ち上げに合意した次官級の枠組みであり、個別産業分野ごとにワーキンググループを設置し、インドの産業競争力強化につながる各種協議・取組を実施しています。

参考

「梶山経済産業大臣がインドへ出張しました」（2019年12月10日）ニュースリリース

担当

通商政策局南西アジア室長 村山
担当者： 松野、北村、谷

電話：03-3501-1511(内線 2987～8)
03-3501-1836（直通）
03-3501-5898（FAX）