外務省・新着情報

令和4年10月25日

 10月25日、第16回日・WFP政策協議が外務省で開催されました。新型コロナの影響で、昨年及び一昨年の協議はオンラインで開催されたため、今次協議は3年ぶりの対面での開催となりました。

  1. 今次協議では、ウクライナ危機に起因する食料・エネルギー価格の高騰、紛争、気候変動、新型コロナの社会経済的な影響によって、食料不安に直面する人口が過去最高を記録する中、緊急的な食料支援のみならず、中長期的な開発支援等、世界の食料安全保障の強化に向けた取り組みについて、活発な議論が行われました。
  2. 協議では、悪化する世界の食料安全保障を巡る状況に対応する上で、国連唯一の食料支援機関であるWFPの活動が引き続き重要であるとの考えで一致し、日・WFP間の協力を一層強化していくことを確認しました。
  3. 日本側は遠藤和也国際協力局長、WFP(国連世界食糧計画)側はウテ・クラメルトWFP副事務局長(Ms. Ute Klamert, Deputy Executive Director of the United Nations World Food Programme)が、それぞれ団長を務めました。

発信元サイトへ