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プレスリリース

みどりの食料システム法に基づく地方公共団体の基本計画の同意について(滋賀県)

令和4年10月28日
農林水産省

農林水産省は、みどりの食料システム法に基づき、「滋賀県みどりの食料システム基本計画」の同意を行いました。
本計画は、本年9月に運用を開始した同法に基づく全国初の基本計画となります。

1.趣旨

みどりの食料システム法(※1)では、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者の事業計画(環境負荷低減事業活動実施計画等)を都道府県知事が認定し、認定を受けた者が計画に従って導入する機械等について税制・金融上の措置を講ずることとしています。この認定制度の運用に当たっては、同法第16条第1項に規定する基本計画を市町村及び都道府県が共同で作成し、農林水産大臣に協議し、その同意を得ることとされています。

今回、滋賀県及び県内全19市町が作成した「滋賀県みどりの食料システム基本計画」について、同法第15条第1項に規定する国の基本方針に適合するものと認められること等から、同法第16条第7項に基づき、全国で初めて農林水産大臣の同意を行いました。

今後(※2)、滋賀県下において、化学肥料・化学農薬の使用低減など環境負荷の低減に取り組む農林漁業者は、滋賀県みどりの食料システム基本計画に基づき滋賀県知事の認定を受けることが可能となります。

(※1) 環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(令和4年法律第37号)
(※2) 滋賀県では、11月1日から環境負荷低減事業活動実施計画等の認定の申請受付を開始する予定です。

2.滋賀県みどりの食料システム基本計画の概要

滋賀県の既存の計画である「滋賀県環境こだわり農業推進基本計画」等をベースに、化学肥料・化学農薬の使用の低減や琵琶湖の環境負荷に配慮した「環境こだわり農業」の生産拡大を図るとともに、有機農業の取組面積の拡大、スマート農業等の新技術の活用、飲食店や事業所食堂等での活用を通じた消費拡大等を推進することとしています。
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/nougyou/ryutsuu/328026.html(外部リンク)

今後、同意を行った地方公共団体の基本計画については、以下のページに掲載していきます。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kihonkeikaku.html

お問合せ先

大臣官房みどりの食料システム戦略グループ

担当者:伊藤、石井
代表:03-3502-8111(内線4850)
ダイヤルイン:03-6744-7186


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